皆さんこんにちは!
スポチューバーTV管理栄養士のはるみ先生です。
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今日のテーマは『朝食を食べよう』です。
前回は、強い腸をつくる「酪酸」についてお話ししました。
今回は、ジュニアアスリートにぜひ意識してほしい「朝食」についてお話しします。
新学期が始まり、まだ生活リズムが整わない人も多い時期ですね。
そんな時こそ大切にしてほしいのが、毎日の朝ごはんです。
朝練がある選手はもちろん、運動部に入っていない人でも、子どもも大人も、朝食は1日を元気に始めるために欠かせません。

朝食は体と脳の「スタートボタン」
私たちの体には、「体内時計」という1日のリズムを整える仕組みがあります。
朝になると体は目覚め、昼に向けて活動しやすい状態へ切り替わっていきます。
この体内時計を整えるために大切なのが、
- 朝日を浴びること
- 朝食を食べること
の2つです。

朝、カーテンを開けて光を浴び、朝食を食べる。
この習慣が、昨日のリズムをリセットして、今日の1日をしっかりスタートさせてくれます。
朝食を食べることで得られる5つのメリット
朝食には、主に次の5つの役割があります。
- 1日のリズムを整える
- 不足している栄養素を補給する
- 体温を上げる
- 成長を促す
- 集中力を高める
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1日のリズムが整う
朝食を食べないと、体はしっかり活動モードに切り替わりません。
眠っている時のリズムを引きずったままになり、午前中もぼんやりしやすくなります。
その状態では、朝練でも授業でも集中しにくく、ミスが増えやすくなります。
せっかく頑張っていても、体が十分に目覚めていなければ、良いパフォーマンスにはつながりません。

足りなくなった栄養を補給できる
寝ている間も、体は呼吸をし、心臓を動かし、体温を保ち、疲労回復や成長のためにエネルギーを使っています。
つまり、朝起きた時の体はエネルギーがかなり減っている状態です。
そのまま何も食べずに動き始めると、体はエネルギーをつくるために筋肉を分解しようとします。
成長期のジュニアアスリートにとって、筋肉が減ることは大きなマイナスです。
さらに、エネルギー不足が続くと代謝も下がりやすくなり、血流や持久力にも影響します。
朝食では、昼食までの活動を支えるためのエネルギーと栄養素をしっかり補うことが大切です。
朝練がある選手は、その分も見越して食べる必要があります。

体温が上がり、動きやすい体になる
朝食を食べると、体温が上がりやすくなります。
特に、たんぱく質を含む食事や温かい食事は、体を内側から温めてくれます。
体温が上がると血流が良くなり、栄養素や酸素が体のすみずみまで届きやすくなります。
筋肉も動きやすくなるため、運動のしやすさやケガの予防にもつながります。

成長を支える力になる
中学生は、骨や筋肉が大きく育つ大切な時期です。
朝食をしっかり食べることで生活リズムが整い、睡眠の質も良くなりやすくなります。
睡眠の質が上がると、睡眠中に分泌される成長ホルモンの働きもスムーズになります。
その結果、骨や筋肉の発達にもよい影響が期待できます。
逆に、栄養不足の状態が続くと、骨や筋肉がしっかり育たず、ケガをしやすい体になってしまいます。
貧血や体調不良にもつながりやすくなるため、朝食を軽く考えないことが大切です。

集中力アップにもつながる
脳の主なエネルギー源は糖質です。
朝に糖質が不足すると、脳は十分に働くことができません。
また、体を思い通りに動かすためには、糖質だけでなく、たんぱく質、ビタミン、ミネラルなども必要です。
これらの栄養素が不足すると、授業中の集中力だけでなく、練習中の判断力や反応にも影響してしまいます。
朝食は、頭と体の両方をしっかり働かせるための大切な食事なのです。

朝食では何を食べればいい?
朝食の基本は、
糖質+たんぱく質+野菜+乳製品+果物
をそろえることです。
たとえば、
- ごはん
- 焼き魚、卵、納豆などのおかず
- みそ汁やサラダ
- 牛乳やヨーグルト
- バナナやみかん
といった組み合わせです。
定食のように考えると、バランスが取りやすくなります。
主食は「思ったより多め」が必要
ジュニアアスリートの朝食では、主食の量が不足しやすい傾向があります。
たとえば、パン8枚切り2枚は、ごはん約200g、男茶碗1杯程度の量です。
しかし、多くの中学生アスリートにとっては、それだけでは足りないことも少なくありません。
ごはんなら2杯以上必要になることもありますし、パンなら4枚程度必要になる場合もあります。
パン食なら、サンドイッチにして具材も一緒にとれる形にすると、量を確保しやすくなります。

朝の食事は夜の睡眠にもつながる
朝食は、その日の活動だけでなく、夜の睡眠の質にも関わっています。
朝にしっかり食べることで生活リズムが整い、夜に自然と眠くなりやすくなります。
また、睡眠の質を支える材料として、大豆製品や乳製品も役立ちます。
納豆、豆腐、味噌、牛乳、ヨーグルト、チーズなども、朝食に上手に取り入れていきましょう。
まとめ|明日の朝からできること
朝食は、ただお腹を満たすだけのものではありません。
- 体内時計を整える
- 午前中のエネルギーを補給する
- 体温を上げる
- 成長を支える
- 集中力を高める
このように、ジュニアアスリートの毎日を支える大きな役割があります。
まずは、朝起きたらカーテンを開けて朝日を浴びること。
そして、しっかり朝ごはんを食べて学校や練習に向かうこと。
ぜひ、明日の朝から意識してみてくださいね。
次回は「大豆製品をとろう」です。
朝食にも取り入れやすい食材なので、ぜひ楽しみにしていてください。
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